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瀬戸内国際芸術祭2013 石塚沙矢香★「うつしみず」男木島レポ

本日は、今年春より開催されている瀬戸内国際芸術祭2013に参加している現代美術家でokebaのスタッフでもある石塚沙矢香さんの作品「うつしみずプロジェクト」のレポートです。

秋会期もスタートということで、お休みをいただき石塚さんの作品がある島、男木島まで行ってきました。


ちょうど、石塚さんも作品のメンテナンスで、島に入っていて、一緒に島の作品を案内してもらいながら島を巡ることができました。沙矢香ちゃんありがとうございます!

天候はあいにくの雨でしたが、島をゆっくりのんびり細い路地や坂道歩いて回れるので、とても雰囲気があって素敵でしたよ。


さてさて、家々が立ち並ぶ島の一角の古民家が「うつしみず」の会場です。


中に入ると、空間には、島の人たちが生活で使っていた古い道具や漁師さんが漁で使っていた道具などが空間に島のようにぷかぷか浮いていました。


空間に浮かぶ島の道具たち。
作品を通して窓から見える瀬戸内の海を眺めたり、寝転んで作品をみたり、そこに気持ちを置いてゆっくりじっくり視点を変えて蘇った島の道具たちを眺めてみる。
島の人と道具たちが歩んできた時間を想像したりしてみる。

今年2月に、石塚さんがここokebaで暮らしの教室特別教室「アートと場所の関係性」というトークイベントを開催してくれました。その時にの言葉「頭の中にその空間の記憶や歴史、その場所が持っているメッセージを目に見えるカタチにしたい」という石塚さんの想いが見える素敵な作品でした。

アートと場所の関係性はこちら


男木島は、他の作家さんの作品もすべて歩いて回れる距離にあるので、島を散歩しながら楽しくゆっくり回ることができました。
作品だけでなく、島の自然や風景も普段目にすることのない風景だったりするので、とても新鮮で美しかったです。



 何より、島の人たちが暖かい!
ちょうど行った日が島のお祭りで、石塚さんもすっかり島の人?のようなくらい、島の人たちに溶け込んでいました。

その土地でその場所でしかできない作品を作り上げるということは、その土地の人たちと繋がるということなのだと感じました。

秋会期は11月4日まで開催しています。
 →瀬戸内国際芸術祭2013はこちら

芸術の秋は、瀬戸内国際芸術祭&島巡りはいかがでしょうか?


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石塚沙矢香HP→ http://www.sayaka-i.com/
石塚沙矢香ブログ→ http://sayakaishizuka.blogspot.jp/

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staff湯川