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ギャラリートーク『こぎん刺しの話をしましょう ~自然のチカラ、人の知恵~』

10月前半に展示をしていただく、陶作家・伊東正明さんと、こぎん刺し作家・角舘徳子さんの展示「イロトパタン」展開催に伴いまして、お二人と、「こぎんファン」とおっしゃる、建築家・渡辺絵梨さんによる、3人のギャラリートークを開催いたします!


 


素朴で、力強く、なお繊細。幾何学的な美しさ。

「こぎん刺し」は青森県津軽地方にて、農民たちが知恵を絞り工夫を凝らして生み出した刺し子です。もとは、野良着の補強・保温を目的とし発展しました。
 
その美しさとルーツを知り、こぎん刺し作家となった角舘徳子さん。建築家でこぎんファンの渡辺絵梨さん。お二人を中心にこぎん刺しの歴史と魅力を紐解いていきます。
 
そして、素材を草木染する角舘さんと、みかん灰で作陶する伊東正明さん。両名、身近なところで素材を模索し制作を続けています。



 暮らしの中で何かを生み、暮らしに戻す。そこに共感するお三方と「生活者としてのものづくり」をテーマに、「こぎん刺し」の話から、制作のあれこれについてもお話を膨らませていきましょう。

異色の3人が繰り出すトークがどんな展開になるのか?!もしかしたら思いもよらない展開になるかもしれません!!お話好きの伊東さんが、ちょっとおっとりした角舘さんからこぎん刺しについてのお話を引き出し、こぎんファンという建築家の渡辺さんに、話しを広げたり、こぎんについての疑問などを投げかけていただきます!それぞれに様々な引出しを持つクリエイターさんたちの貴重なお話会に、ぜひご参加ください!

お申し込み、お待ちしております♪

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【profile】
 
●角舘徳子
 大学の卒業制作でこぎん刺しと出会い、モドコ(基本模様)の組み合わせや展開次第で無限に模様ができるおもしろさと、ストイックな幾何学模様に魅了され、およそ2年の会社務の後独、20121月に独立
 伝統の美しい技術、こぎん刺しを身近で感じられるようなものづくりを目指しています。
 
●伊東正明
 7年間の出版社勤務の後、陶芸作家の元で2年間修行。2003年独立。釉薬の原料に、みかんの枝葉灰を使用した器の制作に没頭してきた。月に1度のペースで、ギャラリー、デパート、専門店や雑貨店などで作品展を精力的にこなしている。



●渡辺 絵梨

民藝好き・こぎん刺しファンの建築家。mujina設計室+木工房を開設し、夫婦でスプーンから家具、建築まで、生活にまつわるあれこれを設計・製作しています。こぎん刺しの奥深い背景を知り、美しいだけでないこぎん刺しの魅力にはまる。

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◆ギャラリートーク「こぎん刺しの話をしましょう ~自然のチカラ、人の知恵~」

2017年10月2日(月) 13:30~15:00
定員10名 参加費:300円 ※オリジナル冊子付
要予約

※ご予約・お問い合わせはokeba gallery&shopまで

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◇伊東正明(陶器)・角舘徳子(こぎん刺し)展示会
「イロトパタン colors and patterns ~みかん灰の器とこぎん刺し~ 」

2017年10月1日(日)~15日(日)
平日11:00~17:00  土日祝日11:00~18:00
定休日:会期中無休

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staff村石